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石原元東京都知事の会見は、がっかりだった!

去年の、小池都知事の質問状に答えたことを、繰り返した感じだ。

新しいことは何もなく、本当にがっかりした!

皆が聞きたいことは、

1、どうして土壌汚染されている豊洲に決めたのか。(東京ガスは「土壌汚染されているから売らない」という意向だった。大学誘致やショッピングモールなどの構想があったようだが)

2、浜渦氏が副知事の時に(水面下で)決めた内容(土壌汚染対策費は東京ガスが負担し、土地の周囲の護岸工事の部分は東京都が負担する)が、浜渦氏の後任の副知事が引き継いだ後、なぜ土壌汚染対策費を瑕疵担保責任がある東京ガスだけでなく都も費用負担することになったのか、という事。

3、豊洲の建物の下に、盛り土をしなかった経緯。(それを決定した責任者には、説明責任がある。)

土壌汚染対策費は、東京都の負担が780億円、東京ガスが78億円だそうだ。

いくらなんでも、この差は何?費用負担はだれが決めたのか?

どういう計算方法で決まったのか?

きちんと百条委員会で東京都民に説明してほしい。

石原氏は会見で、「浜渦氏の後任副知事が、その後、東京ガスの役員になった」と言ったが、それは、契約の過程で何かあったという事なのか?調べてほしい。

 

そして、会見を開くなら、会見場で記者の方たちの質問に答えられるよう、浜渦氏や、東京ガスと調印した時にいた浜渦氏の後任の副知事や東京ガスの関係者に、契約までの詳しいいきさつ、話し合いの過程などを詳しく聞き取り、それを自分でまとめるとかスタッフにまとめてもらって、「会見では、どのような質問にも、できるだけ答えられるように準備しておく」のが普通だと思う。皆、それを期待して来ているのだし、国民も見ているのだから。(最後の方の質問で、的確な表現で質問されたマスコミの方がいて、思わず「そうそう、そういう事が聞きたかったんだよ!」と、聞き入ってしまった!)

 

そして、石原氏が、いくら副知事を「信頼していた」といっても、これだけの大きな金額が動く仕事については、途中経過を自ら聞いて、進捗状況を確かめるのが普通だろう。「報告はなかった」ではなく「自ら動いて状況を把握する」のは、トップの役目だ。トップはすべての責任を負う義務があるのだから。

 

会見を聞いていて、今までは「親分肌の人かな」と思っていたが、「なにもかも副知事や専門家などに任せて、印鑑も人に任せて押してもらっていたのか?」とか、「週2日しか登庁しなかったというのは本当だったのか?」とか、とにかく、無責任だと思った。

自宅で知事の仕事をするというのは「あり」かもしれない。しかしそれでは、いつまでたっても「都知事にはなったけど、いろんな部署の人と会って話を聞いて、都知事としての自覚を持つ機会を失していた」のではないか?

結果、「私は専門家ではないから」とか「私は作家ですから」という、「逃げ」の答えになってしまうのではないか?

大事な税金を、都民のためにどう使うか、そこが一番大切なところだ。

覚悟が問われる。

最終決定権は知事にあり、知事が全責任を負う。それだけの報酬をもらっているのだから当然のことだ。

 

会見場には、たくさんの人が集まり、多くの国民も見ていたと思うが、石原氏の回答が「知りません」「わかりません」で、一体何を語りたかったのかが、結局わからなかった。

こうなったら、「豊洲関係の、重要な決定をする会議に出席したすべての人」を百条委員会に呼んで、経緯をきちんと説明していただきたいと思う。