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「子宮頸がんワクチン接種後の反応」の、全国調査の結果について

去年、新聞・テレビ等で、「2016年12月26日、厚生労働省の検討部会で、『接種歴が無くても同様の症状を持つ子供が一定数存在した』とする結果が発表された」と報道していた。

どういう調査をしたかというと、「全国約1万8千の診療科に、全身の痛みや運動障害などが3か月以上続き、通学や仕事に影響があるとして、2015年7月から12月に受診した12~18歳の子供の有無を尋ねた」というもの。

その結果「接種後に症状を訴えた女性は、人口10万人あたり27、8人だったのに対し、接種していない女性では同20、4人だった」という事だ。

 

接種をしなくてもこんなに症状を訴える人が本当にいるのか?

普通は考えられない。「どういう原因で、どの診療科を受診し、どう治療してそういう症状になったのか」を、詳細に公表してほしい。

考えられるのは「原因不明の難病」とか「手術後の痛み」とか「けがをして治療中」などだ。とにかく、そういう具体的な説明がなければ、国民は納得しないと思う。

 

そもそも、「今回の調査は勧奨再開の議論の参考にするために実施。接種しなくても症状を訴える人がいることが明確になった。」とし、検討部会長は「接種歴が無くても同様の症状の方がこれだけいると国民に理解してもらうことは極めて重要」と話したという。(では、この「未接種で症状がある人」がこのワクチンを接種したら、どうなるのか?)

 

しかし、今、本当に検討しなければいけないことは、「これだけひどい症状が出ている以上、このワクチンは日本人の体質(DNAとか、人種的なことなど)に合わないのではないのか」を、詳しく調べることではないのか?

 

テレビで去年、健康被害を受けた人たちの映像を見た。

接種前には、元気に学校に通っていた人たちや、ピアノの発表会ですごく上手に弾いていた人が、今、つえをついたり、歩行が困難で車椅子に乗って生活している様子を見て、これは本当に大変なことだと思った。

 

このワクチンは「子宮頸がんの中の2種類に効く」という事だが、「接種しても、必ず子宮頸がんの検診を受けてください」という事だったはず。

という事は、これだけひどい症状が出ている以上中止して、乳がん検診と共に子宮頸がん検診をもっと安くて簡単に受けられるよう、そして検診の大切さを授業で伝えるなどの対策をもっと考えていく事の方が大切だと思う。

 

そして、被害を受けた人たちの痛みを取り除いたり、体調不良が少しでも良くなるよう、担当の先生方にはいろんな治療方法を試して、取り組んでいただきたいと思う。(たとえば、甲状腺機能障害の治療薬〈甲状腺刺激ホルモンの分泌を調整するホルモン(TRH)〉とか、そういう、他の治療に使う薬の中で有効なものはありませんか?)

 

突然、体が痛み出すとか、体の自由が利かなくなる悲しみは、当人だけではなく周囲をも苦しめる。

少しでも症状がよくなられるよう、祈るばかりだ。