豊洲移転は、もう無理‥。なぜ、有害物質が検出された場所に築地市場を作ろうとしたのか、当時の知事には説明責任がある。

新聞・テレビなど、いろいろな報道を読んだり見たりすると、「安心・安全を考えた政策」を先頭に立ってやるべき人たちが、違う方向に向かっている気がしてならない。

 

「カジノ法案」を聞いた時、「こんなにギャンブルがあるのに、まだ増やすのか?しかし、まともな議員がいれば、OKになるはずがない」と思ったし、「2020東京オリンピック誘致」の話を聞いた時も、「まだ、東北の復興が始まったばかりなのに、なぜ五輪にお金を使うのか?東京だって福島から電力を供給してもらっていたのだから、復興への負担を担うのが先じゃないのか」と思ったし、2020五輪が決定するプレゼンテーションで安倍首相が「福島(原発)はコントロールされている」と発言したが、「え?毎日汚染水が流れ続けているのに、それでコントロールされていると言えるの?」と違和感を持った。

 

豊洲は、有害物質が検出された時点で、普通なら「食の安全が確保できないから、他の安全な土地を探す」方向に行くはずだ。

なぜ、誰も反対しなかったのか?

決定に至った会議に参加した人たちには、説明責任があると思う。特に「責任者」には。

今夜、以前、東京ガスで働いていた人の証言をテレビで聞いて、唖然とした。

 

豊洲・カジノ・五輪。 問題がいっぱいある。

 

築地市場は、今の場所で順次建て替えることが可能なのか?ほかに土地を探して新しく建てるべきなのか‥(建築の専門家の方々のご意見を伺った方が、決断は早くできると思いますが)

築地市場の老朽化を考えれば、国と都の負担で、早急に安全な対策を考えていかないといけないと思う。