鈴木法務委員長、また、職権乱用ですか?「パレルモ条約」(国際組織犯罪防止条約)には「共謀罪」が無くても入れるそうですが?

議論は全然尽くされていないし、国民の理解も得られていない。

なのにまた、委員長が「職権を乱用して」、数に物を言わせて強行採決をするのか?

 

さきほど「報道ステーション」を見ていたら、国連の「立法ガイド」の執筆者であり、「パレルモ条約」(国際組織犯罪防止条約)にも詳しい、米ノースイースタン大のニコス・パッサス教授のインタビューが流れた。

 

おおよその内容のメモ

「この条約は、『マフィアのような、経済的・物質的利益について』取り締まるもの。

テロ対策については「国連憲章」に既にあり、機能している。

だからテロのような思想に由来するようなものを取り締まるものではない。」

つまり、共謀罪が無くても、条約には入れる。

そして、「条約に入ってから、必要なら法整備を作る方法はある。それにはまず、国民の意向を反映させるべき」と話された。

 

共謀罪」(テロ等準備罪)は過去3度も廃案になっているのだから、「必要のない法案」だ。

早く廃案にしてほしい!

2020東京五輪、江の島のセーリング会場は、どれだけ運営費用がかかるのか?

きょう、小池都知事が2020東京五輪の都外会場の仮設施設整備費(計500億円)を都が負担すると発表した。

 

しかし、大会運営費用の8200億円の負担については、まだはっきりとしていない。

招致の段階では、組織委員会が負担することになっていた。

しかし、その後、「組織委員会」と「組織委員会以外」で折半という事になった。

4100億円と4100億円か。本当に負担できるのか?

 

セーリング会場は、五輪の「プレ・プレプレ競技会」などのために、その期間漁業を取りやめる業者への補償費用(定置網の撤去等)がかかるそうだが、10数億?数十億?一体いくらになるのだろう?

 

もう本当に、「五輪は、毎回、同じ国で開催してほしい」と思う。

出場する国々が、毎年ある程度の積み立てをし、開催費用や補修費用の10~20パーセントを賄うとか。なんか、昔と違って「派手なショービジネス」みたいなのは、なんか違和感がある。

招致活動だってかなり費用がかかるんだから、今のままだと負けたら大損だ。

 

本当に2020東京オリンピックをやりたいのなら、小池都知事が言うように、オールジャパンで協力する必要がある。

小池都知事が作ったスカーフはセンスがいい。1万円だったかな?良いものは高くても売れる。

丸川五輪相や、組織委員会の森会長のコメントを聞いていると、「東京五輪は東京都が開催するんだから、何もかもが都知事の責任」というような責任逃れのコメントをしていて残念だった。

日本でやるんだから「国・都・組織委員会は同志」のはず!

 

本来、大会運営費用の8200億円は、五輪招致の段階では「組織委員会の負担」という事だったのだから、森会長には「組織委員会の中でお金を集める」責任がある。

森会長は一番の責任を負う立場にあるんだから、「幅広い人脈を使って、もっともっとスポンサー活動をして協賛企業を募り」資金を集め、丸川五輪相は「少し前にイギリスまで言って、ロンドン五輪関係者に会って説明を受けた(ニュース等で見た)そうだから、しっかりと参考にして、動いていただきたい。

 

長野五輪の費用の、その後の返済期間の長さ(20年とか、それ以上)を考えると、2020東京五輪は、今の若い世代に、今後どれだけ長期間負担を強いるものになるのか、そこが本当に気になっている。

 

ポール・マッカートニーさんの「東京ドーム」公演に行ってきた!

74歳とは思えない、姿勢が良くて、とても素敵な人だった!

いろんな楽器を弾いて、たくさんの歌を歌って下さり、席は遠かったが大きなスクリーンがあって表情がよくわかり、嬉しかった!

 

少し前の方の列に、ノリの良い曲の時に上手に英語で歌っている女性がいて、「すごいなぁ!あんな風に歌えたら、本当に楽しいだろうなぁ‥」と思った。

 

「Ob-La-Di,Ob-La-Da」は、子供の頃から大好きな曲だ。

この曲が始まって、当時の事を思い出した。

初めて聞いた時は日本語に訳されていて、たしか(曖昧だが) 

♪太郎は花子にあげた~ ぴかぴかしたゆびわ~ 花子は太郎にあげ~た~ ちょっとにっこりしてあげた~ オブラディオブラダ‥♪ と続く。

何の番組で覚えたのか忘れたが、初めて聴いた時に、「ひとめぼれ」ならぬ「ひとみみぼれ」だった!

 

‥そんな昔の事を思い出しながら時々歌っていたら、この曲の最後のところ、演奏が急に止まり、会場のファンの人たちがアカペラで歌い始めた。私も、その部分は「自信をもって歌えるので」、一緒に繰り返し歌った。

 

その後の曲も、一緒に、♪NANANA‥‥♪と歌ったり、力いっぱい手拍子もして、とても楽しかった!

 

音楽はいいなぁ。

 

初めてビートルズをテレビで見てから、もう、数十年経ってしまった!

前回、初めて公演に行ったときは、「本当にポールさんのステージを見る日が来るとは‥」と、なんか不思議な気持ちだった。

その時は、「もう、日本に来ることはないよね?‥」と思っていたが、また来てくださって‥。

嬉しいような申し訳ないような、そういう気持ちだった。

 

今は、「お元気でいてください」と、心から願っている。

河野太郎氏の発言で「無いはずの自衛隊の日報」が出てきた。河野氏が同じように「財務省と森友学園の交渉記録」について発言すれば、資料が出てくるのではないか?

国会でずっと森友問題の資料について追及されているが、財務省の局長は「資料は無い」の一点張り。

河野氏が「自衛隊の日報」の時と同様に、この件についても発言すれば、きっと出てくるのではないか?

公務員がそんなに簡単に「8億もの値下げをした記録を破棄する」とは思えない。

河野氏の発言に期待している。

 

それでも「無い」という事であれば、やはり、昭恵夫人と田村室長の証人喚問をして、どういうやり取りがあったのか話してもらう必要がある。不明な点が多いからだ。

 

8億の値下げ、どういう経緯で決まったのか、どういう計算で決まったのか、説明していただきたい。

いつまでも「だらだらと」この問題を解決しようとしないのは、政府の怠慢だと思う。

2020東京五輪、組織委員会が仮設整備費を負担できないのなら五輪は辞めればいい

そもそも、組織委員会が仮設整備費を負担するという事で話が進んできた。

今になってあちこちの自治体に負担してほしいなどというのは、責任逃れも甚だしい。

各自治体に迷惑をかけてまで五輪をやる必要はない。

やりたいなら、組織委員会でお金を集める企画を考え、各地でイベント等をしてお金を集めることだ。

湯水のように国民の税金を使う事を考えるのではなく、自分たちで考えて、あくまでも組織委員会で負担していただきたい!

国会中継、総理の答弁は、もっと簡潔に!

質問に対して、総理の答弁がだらだら長い!

簡潔に話していただきたい。質問する時間が少なくなり、もったいない。

 

結局、拉致問題は、どうするつもりなのか?

総理は「拉致問題はそう簡単な問題ではない」という、今までと変わらない答弁だったから、もう、自分から積極的に話し合いを詰めていくつもりはないという事か?

2002年のあの時救出に動いた人たちがまだ生きているうちに、なんとかもう一度動いていただくよう呼びかけ、あの時の交渉の交渉をもう一度試していただきたい。

それをやらないなら、この問題の解決はもう、無理ではないのか?

ミサイルが日本に飛んでくるようになった今、諦めるしかないのか。

拉致被害者の家族の人たちが希望が持てるような方法を、考えていただきたい。

 

森友問題、少子高齢化とか、派遣社員契約社員という使い捨ての働き方、長時間労働での過労死の問題、保育園の不足、など、問題は山積している。

 

総理には「憲法改正」よりもまず、喫緊の課題の解決に全力を注いでいただきたい!

 

そして、民進党蓮舫氏の質問に対して、蓮舫氏の質問内容は一貫しているのに、金田法務大臣の「共謀罪の答弁」は、全く意味がわからない!

蓮舫氏の最初の質問に対し、「LINEのやりとりは、共謀罪の取り締まりの対象になる」と言ったのに、次の質問の内容に対しては、「LINEのやりとりは、共謀罪の取り締まりの対象にならない」と言った。

法務大臣として、どうなのか?

他の質問者に対して、「もう一度言ってください」などと言って緊張感が無いし、もう本当に、がっかりだ!

 

それにしても、森友問題についての、民進党小川敏夫氏のパネルを使った説明はわかりやすかった。

平成26年のボーリング調査により、払い下げ国有地は、盛り土は3メートル(かつて沼地・深さは3メートル)、その下は沖積層の地層(2万年前の地層、自然に堆積した地層)。つまり、3メートルより深い所にゴミがあるはずはない。」というもの。

9、9メートルからごみはでてくるはずがない。

その後の改良抗施工のプロペラの写真の説明も、よくわかった。廃材もプラスチックもからまっていない。粘土質のものがついているだけ。

大量のごみは、事実じゃない。

8億の値引きはどこからくるのか?

 

総理の答弁は、結局だらだら続く。余計なことをべらべらしゃべりすぎ、答弁のひどさだけが目についた。

 

総理は「支持率が高い」という事を自慢しているが、与党の支持率の高さは「みせかけ」だ!

無党派」が一番多いと、私は思っている。野党、特に民進党はもっと各自が「党を盛り立てるように」動いていただきたい。

以前、「なぜそこで、そう動いたのか?党首は泣くぞ!!!」という動きがあった。

あの時の蓮舫氏の表情を見て、私も「なぜそう動いたんだ、あの議員は?」と怒った!

とにかく、自分が所属している政党を党首を、各自がしっかりと盛り立てて、一丸となって審議をしていただきたいと思う。

 

それにしても、民進党共産党の質問内容や説明はよくわかるが、自民党の質問は長く、総理の答弁も長い。

そして、金田法務大臣の答弁を聞くと、やはりこの法案は、「法務大臣でも理解できないもの」で、必要ないと思った。

 

一昨年の8月ごろから、自民党の質問者や総理の答弁を聞いていると、頭が痛くなり、時々体調も悪くなるようになった。

だから最近は、国会中継は録画して、野党の質問と答弁だけを聞くことにしている。

あの場にいる人たちの体調は大丈夫なのか、と、少し気になっている。

団塊の世代

デモに行って感じるのは、団塊世代の夫婦をよく見かける、ということ。

団塊の世代が「知識と知恵」を使えば、もっと何かできるのではないか。

 

アメリカでは、有名な歌手や俳優が、トランプ大統領の意見に反対の意思表明をしたり、デモに参加していたが、日本ではジャーナリストや文化人以外では、あまりいないように思う。

音楽家だと、坂本龍一さんぐらいだ。

 

戦争を知っている世代、戦後の自由な時代を生きてきた人たちが、これからを生きる人たちに残せるものは「平和」だ!

 

なんとしても「平和」を守り、「平和」を伝えていかなければならないと思う。